基本的に僕はここで自分の思ってる事とか内面的な事とかはあんまり書かんくて、情報的な事ばかり書くんです。
でも丁度２ヶ月くらい前にも今書こうとしてる事と同じような事書いてるんですね。
２ヶ月おきにローテンション入るのか、それともみんなに会ってないせいか・・・

なんだろ、僕はね、とにかく幸せなんですよ。シバカシを中心とするみんなと出会えた事がね。
みんなそれぞれ他に大切な場所を持ってるかもしれんけど
これほどうまい酒が飲めて、これほど多くの事を共有できる人間てのはそうそういないからね。

こんなに面白みと深みのある人間がいちどに出会えたっていう奇跡に最近とみに感謝してる訳です。
この奇跡がなきゃ、俺かなりヤバかったなと。

僕らは情報化社会なんて時代に生を受けて、僕なんかこうして情報化の恩恵を特に受けて、
すばらしい音楽に出会うことができたりしてる訳なんだけど
たとえばさ、片田舎で初めてラジオでビートルズっつーものに触れて、
「これがロックいうんか！猛烈に感動したー！！」って叫ぶしか他におらん子がいるとするじゃない？
その子の中にあるモンを誰かと分かち合うって事は並大抵の事ではない訳ですよ。もう。
そういう感覚ってやつは小さいながらもまだ僕のなかにあって（もしくはあると信じたくて）、で、それを人と繋がるための「手段」として使っちゃうんだよね。

例えばモグワイのライヴを初めて観たとき、涙が出たんですよ。４年前、ホワイトステージで一人で。
今でこそPAがすごいだのなんだの言えるけど、そんときはもうただ棒立ちするしかない訳。
レディオヘッドが、へたっぴなクリープを演ったときだって涙が出たんだよ。
でも大人になってしまってるから、自分にそういう感覚が残ってるって事が嬉しくてしかたないんだろうね。

モグワイの演奏で泣けるひと＝何かを共有できてる

みたいな幻想というか、方程式を勝手に作る訳だ。
でもそんなのがなくちゃ、人とつながれないくらい大人になっちまったのかなぁ。とか
そんな事考えた時点で、俺の中の音楽なんてゴミ以下だ。とか思っちゃうのよ。
ほんと、悲しい事だけどね。

いや、これを書くきっかけになった事はなんだかいっぱいあって
その中の一つとしては僕の大好きな日本の有名なロックンロールバンドのくるりのウェブサイトの掲示板が
今日久しぶりにみたら休止になっててね。みた事ある人はわかると思うけどあそこひどかったんよ。
お前の言ってる事は私信か私信でないかとか、岸田の言動がダメだダメじゃないとかさ。岸田かっこいいって言うだけのファンがうざいとかうざくないとか。

もうそんなんさ、どうでもいいし、なんかそんなにみんな行き詰まってんの？って思って。
そういう顔の見えんところで、よくわからんやつと非建設的な意見を交わすことが、そんなに大切なんかねぇ。
そんな、キモイやつなんて死ぬほどいるしね、音楽真面目にやってたらそりゃあ道義的には嫌な奴になるのは当然だし、
そんなくだらない論議に対してBBSを設置し続ける実直さとか、理解しなきゃいかんと思うのよね。
こんなに人と真面目に接してこなかった人がいっぱいいるんだと思う訳ですよ。どうしても。

そんな楽で怠惰なコミュニケーション方法なんて絶対信用できんし
それこそ僕が親友と思ってる人なんてのは、僕と意見の相違だらけだし、嫌いな所なんていくらでも出てくるしね。
体裁よくして、都合良く相手に自分の見せたくない部分見せんようにしてやるコミュニケーションとは訳ちがうんだよね。
そうすると、何？じゃあ実際コミュニケーション能力って何よ？って話なんだけども。

でも、僕なんかもこの先素敵な出会いがもっともっとあると信じてはいるけど、確実にそんな出会いとか関係は少なくなってくと思うのね。
そういう中で、ほんとにピュアな形で共鳴できたというか、そういう時間を共に出来る仲間がリアルにいたって事がホントに良かったなと思うし、
これからもそうありたいと思うのです。

よくわからんね。