へとへと
僕の親父は彫刻家でして、毎年数百Kgの重さの木彫作品を作り続けていました。
今まで数十点の作品を残しているものの、やはり置き場が無い。この度、借りていた倉庫が取り壊されることになり、過去の作品をつぶす事に。
今日、倉庫からの搬出作業を親父と、弟と三人で行いました。
親父としても、もし自分に万が一のことがあったとき、巨大な木彫作品が何十点も残るのは、残された家族も困るだろう、というのもあったみたい。
これから一つずつつぶしていき、新しく小さい作品に生まれ変わる予定。
しかし、生まれてからずっと彫刻家の親父を見てきた自分としては、無造作に積み上げられた過去の作品を目の当たりにするのは複雑な気分だ。
中には賞を取ったものや、個人的にもいい作品だなぁと思えるものもあったりして
お金が有り余っていれば、親父のために美術館でもつくってやるのだけど、今の自分にはどうすることもできません。
今後も小さめの作品で気に入ったものは、いくつか個人的に保存したいと思っています。
しかし、腰が痛い・・・・
