という訳で、Hydeparkのレポや写真はこちらの方が良いのでご覧ください。

HYDEPARK EXPRESS

んでね、僕は僕で書く訳なんですけども
やっぱり開演前から客に緊張感とか期待感みたいのが走るライヴっていうのはいいよね。
去年のHuman Audio Spongeもそうだったけど。
そのアーティストをみんな心から愛しているのと、何年ぶりみたいな期待感と（今回は30年ぶりだしね）
そういうのが入り混じった空気感のライヴはいい。

今回、細野晴臣のセットは『HOSONO HOUSE』から4曲、『泰安洋行』から1曲
はっぴいえんどの『風街ろまん』から1曲、その他から3曲というセットでした。
すごくハウスを意識したセットだよね。
お世辞にも上手い！っていう演奏ではないし（明らかに練習して来てなかった）
初めは声もそんな出ていなかったけど、なんだろ。
“ろっかばいまいべいびい”のイントロが鳴らされた時に湧き上がる何とも言えない感情、やばかったねぇ。

でもなんやかんやで、この人の天性の勘というか、“ろっかばいまいべいびい”、“僕は一寸”と
『HOSONO HOUSE』の曲順できて、次“CHOO CHOO ガタゴト”か！？と思ったら
“POM POM 蒸気”っていうハズし方とか、最後はスケッチショウの曲で締めるとか
あくまでも懐古主義的にならない現在進行形のライヴなのがすごい。

それはHuman Audio Spongeの時もすごく感じた。

このフェスティバルはこの先も続けていくみたいなので
今年はイベント的にも細野氏個人としても“ハウス”を意識した所も大きかったと思うけど
来年以降そういう縛りからもだんだん解放されたりするのかなと思うと楽しみです。
やっぱり大滝詠一は出て欲しいね。出来る事なら叶わないと思ってた夢
はっぴいえんど名義でのライヴも実現したらいいなぁ。
風をあつめてとか空いろのくれよんみたいな疲れない曲だけでいいからさ。

いやぁ、いいフェスティバルでした。